-6.キス-



今日も疲れたよぉ〜。



今日は月末。

毎月のことだけど、月末は目が回ってしまうほど忙しくなる。

とりあえず、仕事は落ち着いた。





賢と今週会ってないな。



電話かメールはしてるけど、それだけじゃ会えない日が続くと寂しくなって

しまう・・・。

会っても疲れてしまってゆっくり話をする間もなく眠ってしまう私に、

賢は気を使ってくれているんだというのはわかる。

でも、疲れているからこそ賢にそばにいて欲しいと思う時だってある

のよね。



勝手な言い分だよね。







仕事が終わり家に帰りつくと、部屋に明かりが点いている。



明かり?

賢来てるんだ。でも、今日家に来るなんて昨日の電話では言ってなかった

のに。



そう思いながら玄関を開けると、

「遅かったな。」

そう言って賢が出迎えてくれた。

「今日はどうしたの?昨日来るなんて言ってなかったじゃない。」

「今日で月末の忙しさは落ち着いたんだろ?だから久しぶりに美奈子が

俺の顔が見たいんじゃないかと思って来てみたんだよ。」

「別に賢の顔は見たいと思ってなかったわよ。」

私は、賢に会いたいと思っていたことが読まれていたことが何だか照れ

くさくてそんなことないよというような顔を作って賢に言った。

そんな私の顔を見ながらニヤッと賢は笑いながら言った。

「俺の予想は外れたってことか?」

「そうね、外れてるわね。」

「ふ〜ん、そんな顔はしてないみたいだけどな。」

「どんな顔してるっていうのよ。」

「俺に会いたくて仕方なかったって顔してる。」

「っ!?」

私は賢に言われ、思わず自分の顔を触ってしまった。



うっ、やっぱり顔に出てたかな。

だって、うれしかったから。



私はそう思いながら、照れ隠しで賢を睨むと、

「人間素直が一番だよな。」

賢はそう言って私を引き寄せ、唇に優しいキスを降らせた。





odai:Heaves



この2人の話続きます♪




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