-1.待ち合わせ-



今日は彼とのデート。

でも、いつも待ち合わせは、私の方が早くて彼は遅れてくる。

そんな彼をいつも私は待ち続けている。



たまには私が遅れていってもいいんじゃない?

というイタズラ心が私の中に生まれた。

彼は、先に来ているはずの私が来ていなかったら、

どんな顔をするんだろう?



待ち合わせの時間、私はカフェから待ち合わせ場所を見ていた。

やっぱり時間通りには来ない彼。

紅茶を飲みながら、彼が来るのを待つ私。



いつものように、30分以上遅れて彼がやってきた。

彼は、いつも待っているはずの私がいないことに気付いたみたい。

待ち合わせ場所をうろつきながら、だんだん焦った顔になってくる。

携帯を操作している。

連絡が来ていないか確認しているの?

あまり焦る姿を見たことがない彼を見ているのは、ちょっと楽しい。



私にメールが届いた。

「今、どこだ?」

彼からの短いメール。

しばらくすると、またメールが届いた。

「早く来いよ。何かあったのか?」



メールを受け取ってから、カフェから出て、彼の元に急いだ。

私を見つけると彼は、焦って落ち着かない顔から、笑顔に変わった。

「心配するだろ?いつも先に来てるはずのお前がいないと。」

私の肩を抱き寄せながら、彼が耳元で囁いた。

彼の心配してくれた気持ちがうれしくて、彼の形のいい唇にキスをした。



今日は心配かけてごめんね。

でも、もう遅刻はしないでね。





odai:Heaves





このカップルの話続きます♪





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