小さな亀裂と大きな愛情



お互いの気持ちを伝えあってめでたく本当の夫婦になることになった私達。
幸せの中にいるはずなのに私達はケンカの真っ最中だったりする。
それは、お互いの肌を直に感じることができた次の日の朝に起きた出来事が始まりだった・・・。












「嘘だった!?」
「そうだ、嘘だったんだ。」
「どうしてそんなことを嘘つくのよ!」
「どうしてと言われても、状況的にそうなったとしか言えないな。」
「状況的?おばあ様があと半年の命だなんて嘘ついたことを状況的にそうなったなんて言葉ですますの?
そんなのおばあ様に対して失礼だわ。」
私が作った朝食を食べながら穏やかで楽しい時間を過ごしていた私達だったが、食事の合間に秋定さんが私に話したいことがあると言って話しだした内容は、おばあ様の余命が半年だというのは嘘だったという私にとっては衝撃的な内容だった。
秋定さんはいつもと変わらない様子で話していて、その姿や口調、内容に対しても私は憤慨してしまった。
けんか腰になってしまったのは仕方がないことだと思う。
おばあ様は私にとっても大切な人で、秋定さんにとっては誰よりも大切な人のはずなのに余命について嘘をつくというのは許せないことだった。
だから、どうしてそんな嘘をついたのかと聞いても秋定さんの答えは、状況的と理由になっていない返事をする。
そんな内容で私は当然ながら納得することができず、気づけば穏やかな朝食の時間はギスギスした時間に変わってしまっていた。





それからの私は一言も秋定さんと話をしないまま食器を片づけた後行き先も言わずに外出してしまった。
片付けている間秋定さんは、私が怒っていることを分かっているせいかあれ以上の話をせずソファーに座り何事もなかったかのように新聞を読んでいる。
その姿にますます私の怒りのゲージは上がり、洗い物に八つ当たりをするように大きな音をたててしまう。
そんな状況の後の外出なのに、秋定さんからは何のアクションもなかった・・・・。

自分が怒っている時に反応してくれないと私馬鹿みたいじゃないっ。
確かにこれ以上秋定さんが何か言ったところで私は聞く耳をもたなかったと思うけど、だからといって放置することないと思うのよね。
自分を抑える必要がなくなったといって少しは自分を出してくれるようになったと思ったのに。
私が興奮しなければきちんと話ができたのかしら?
でも、やっぱりおばあ様のことでこんな嘘をつくなんて私には許せない。
想いが通じ合った次の朝にケンカするなんて私達、相性合わないのかなぁ・・・・。

自分の考えに落ち込んでしまいそうになってしまった私は、行くあてもないけれどマンションから出て歩きだした。
すると、携帯が鳴りだし私の心臓を驚かせる。

秋定さん!?携帯かけてくるぐらいなら引き留めてくれたらよかったのに。

鳴り続ける携帯をバッグから取り出しながらそう思い画面を見ると、秋定さんとは違う人の名前が表示されていて落ち込んでしまった。
表示されていた人の名前はおばあ様で、深呼吸をして自分の気持ちを落ち着かせた後通話のボタンを押した。
「もしもし。」
「桃依さん?
今お話しても大丈夫かしら?」
「はい大丈夫です。」
「今日何も予定がないんだったら秋定と一緒に来てもらいたいと思って。
婚約式が近づいてきてるから最後の打ち合わせをしたいのよ。」
「分かりました、今からそちらにお邪魔したいと思います。
あの・・・、秋定さんとは私今一緒にいないくて。
仕事で疲れているようなので、私1人でお邪魔したいと思うんですががだめでしょうか?」
「そんなことないわ、桃依さん優しいのね秋定の身体のことを心配してくれて。
桃依さんこそ秋定が一緒じゃなくてもよいの?」
「それは大丈夫です。
ある意味好都合・・・・、ではなくて、とりあえず今から向かいますね。
少し時間がかかると思いますので。」
思わず自分の本音がポロッと出てしまったことに焦って挨拶もそこそこに携帯電話を切った。

いけないいけない、思わず本音が出てしまったわ。
でも、このまま1人で歩き続けるよりはおばあ様に誘ってもらってよかったのかも。

携帯電話をバッグの中に戻し、そんな事を考えながらおばあ様の所へ向かうべく歩き出した。











「いらっしゃい桃依さん。」
公共の乗り物を利用して1時間以上かけておばあ様の家に到着した私をおばあ様は笑顔で出迎えてくれた。
「すいません遅くなりました。」
私はおばあ様の笑顔に答えるように自然と笑顔になり頭を下げながらそう言うと、
「そんなことありませんよ、それよりここに来るまでの道のり疲れたでしょ?
婚約式の話をする前にお茶を飲みながら少しゆっくりしましょうか。」
「そんなに疲れてませんから大丈夫ですよ。」
「そう?でも、私が桃依さんとお茶を飲みたいからお付き合いしてくださる?」
おばあ様はそう言ってニッコリ私に笑いかけ、初めてお邪魔した時にお茶を飲んだ場所に向かっておばあ様と並んで歩き出した。
「今日はこの間のようにお菓子を作ることが出来なかったから買ってきたお菓子になってしまったの。ごめんなさいね。」
「そんな。」
「はい、紅茶の用意もできたからどうぞ。」
この間と同じようにおばあ様に紅茶を入れてもらい、
「いただきます。」
そう言って目の前にあるケーキにフォークを入れ、口の中にケーキを向かわせる。
ケーキはチョコレートケーキで柔らかいスポンジと甘過ぎないチョコレートが口の中で広がる。
その後に飲むおばあ様が淹れてくれた紅茶は、口の中に残るチョコレートの味を緩和する。
喉ごしもよくて気づかない間に入っていた肩の力を抜けさせる。
「とても美味しいです。」
カップを持ちながらおばあ様に素直な感想を口にする私。
そんな私の言葉におばあ様は本当にうれしそうな顔をしてくれる。
「夢だったのよ、秋定のお嫁さんとこんな風にお茶をしたり楽しくおしゃべりすること。
だから、桃依さんとこうやっている時間がとてもうれしいのよ。」
「そんな、でもおばあ様にそういう風に言ってもらえるのは私もうれしいです。」
「秋定と2人でお茶を飲んでもあの子は話好きでもないから楽しくなかったのよ。
今日は秋定もいないから桃依さんとゆっくり過ごせるわ。」
「そう、ですね・・・。」
「やっぱり秋定もいた方がよかった?」
「いえ、そんなことないですよ。」

そうではなくて、秋定さんとの会話を思い出してしまった。
おばあ様の余命を嘘ついたこと。
やっぱりこんなに優しいおばあ様のことで嘘をついていたのは私にとって許せないことなの。
秋定さん、どうして?

秋定さんとの会話を思い出し、自分の中に留まったままの疑問が渦巻きだす。
手にしていたカップを置いてうつむきがちになる私に、
「桃依さん、何か悩み事でもあるの?」
おばあ様は優しい声で問いかける。
「何もないですよ。」

もう、私ったらおばあ様の前だっていうのに。

「桃依さんは自分の中にため込んでしまうことが多いみたいね。
でも、もう私はあなたの祖母になるのだから悩み事があるんだったら聞かせてほしいわ。」
あばあ様は私が飲んで少なくなった紅茶を注ぎ足しながら私の中に渦巻く疑問を包み込むような優しい声で話しかけてくる。
おばあ様の声を聞き、私は自然と口から言葉を話しだしてしまっていた。





「そう、そんなことがあっていたのね。」
「私は秋定さんがどうしてそんな嘘をついたのか、ましてや大切に思っているおばあ様のことをどうして嘘をついたのか私にはどうしても分からないし、悲しいんです。」
私は、秋定さんとのケンカをしてしまった理由をおばあ様に話してしまっていた。
本当はおばあ様に話すべきではない内容だと思いながらも、1度口に出てしまった言葉はどうすることもできなくて・・・。
「桃依さんは優しい方ね、私のために怒ってくれるなんて。
でも、私のためなんかに秋定とケンカをさせてしまって申し訳なく思ってしまうわ。」
「そんな、おばあ様がそんなこと思わないでください。
私達のことに巻き込んだ形なのに。」
「巻き込まれるなんてうれしいことだわ。
自分が知らない内に2人がケンカしたままだということの方が私にとって悲しいことですからね。
ねー桃依さん、今回のことは私に免じて秋定を許してやってもらえないかしら。」
「え?」
「どんな理由があるにせよ嘘をつくことはいけないことだわ。
でもね、今回のことはあながち嘘でもないのよ。
私も歳をとり過ぎているわ、だからいつお迎えがきてもおかしくがないと思っているの。
だから、この間も話したけれど秋定を1人残していくことが私にとっては心残りだったわ。そんな時桃依さんというお嫁さんを私に紹介してくれた。
そのことは私にとってなによりもうれしいことだったの。
だから、こんなおばあさんのことを利用してもらっても私は嬉しいくらいだわ。
今回のことで桃依さんが秋定と一緒になるきっかけになったのだったら私に怒る理由はないの。」
おばあ様の言葉は私にとって予想外の言葉だと言ってもいいくらいのものだった。
本当は怒ってもいいくらいの内容のはずなのに、おばあ様はうれしいと言っている。
そのことに対して私はどういう反応を示していいのか分からなくなってしまう。
「桃依さん、今回のことで秋定を嫌いになってしまったかしら?」
おばあ様の話に戸惑ってしまっていた私に問いかけられ私は考えてしまう。

私は秋定さんを嫌いになった?
・・・・違う、私は秋定さんを嫌いになってなんかない。
嫌いになんかなれるはずがないのよ。
だから私は怒ってしまったのかもしれない。
大好きな秋定さんが私に嘘をついていたから。

「嫌いになんかなってません。
秋定さんは私にとって大切な人なんです。」
そう答える私におばあ様は、
「良かった桃依さんがそう言ってくれて。
私にとって大切な2人がケンカしたままだというのは悲しいことだから早く仲直りをしてあげてね。」
安心した表情を見せながらおばあ様は話しかけてくる。
「はい。」
私はおばあ様に返事をしながら自分の気持ちを整理する。

私は秋定さんが好き。
私にとって大切な人。
だから、きちんと話をしなくちゃいけない。

自分の気持ちをおばあ様のお陰で落ち着かせることが出来た私。
そんな私の後ろから近づいてくるのを感じると、フワッと後ろから私を抱きしめる。
その人は私の愛しい人、秋定さん。
「嘘をついてすまなかった。
提案をのんで嘘をついたのは俺だ。
そのことで桃依を傷つけるつもりはなかった。
だが、そのことで結局桃依を傷つけてしまった。」
「秋定さん、どうして嘘をついたの?
提案って?」
「それは、・・・・・公浩の提案だったんだ。
桃依の性格を考えるといい方法だと言われて。
あの頃の私は、桃依にどう接すればいいのかも分からないくせに自分の物にしたいと浅ましく思っていた。
そんな自分の想いを公浩は分かっていたんだろうな、だからあんな提案をしてきたんだろう。」
思ってもみなかった真実が秋定さんの口から話されて驚いていると、
「いや、公浩は悪くないな。
悪いのはその提案をのんだ俺だ。」
「そんなこと、公兄のことだから口うまく話をしたんでしょ?
きっとそんなことを言われたんだったら誰だって・・・。
嘘は、私のことを好きだからついたのよね?」
私を抱きしめる腕にそっと自分の手を重ねながらそう言うと、
「そうだ。」
秋定さんは一言だけ返事をしたけれど、私の心に響かせるには十分な返事だった。
「おばあ様の余命が半年だなんて嘘ついたこと反省してる?」
「ああ、ついてはいけない嘘だった。」
「秋定さんがそう思ってくれているんだったら私はこれ以上怒る理由がないわ。
おばあ様も怒ってらっしゃらないし。
でも、もうこんな嘘はつかないと約束してくれる?」
「絶対に嘘はつかない。
ありがとう許してくれて。」
「ううん、私こそ怒って話をきちんと聞かなくてごめんなさい。」
私を抱きしめる秋定さんの腕は力強く私を抱きしめる。
その腕に私は手だけではなく自分の頬を当てて秋定さんの温もりを感じた。

秋定さんを嫌いになるなんて私にはできない。
秋定さん、私の愛しい人。

「でも、どうして秋定さんがここにいるの?」
私は突然の秋定さんの登場できたわけが知りたくてそう言うと、
「おばあ様に呼ばれたんだよ。
桃依が悩んでるみたいだけど俺のせいじゃないのかって。」
「そうだったの。」
「ごめんなさいね、秋定が来ていることを内緒にしていて。」
おばあ様は私達を優しい眼差しで見つめながらそう言うと、
「秋定から家にきてどういうわけがあって桃依さんが落ち込んでいるのか聞き出していたの。
でも良かったわ、2人とも仲直りしてくれて。」
おばあ様は両手を合わせて微笑みながら私達を見ている。
「はい、おばあ様のお陰です。」
私がそう言うと、
「私は何もしていませんよ。」
「いえ、おばあ様がいてくれたから俺達は幸せになれたんですよ。」
秋定さんは微笑みながらおばあ様に感謝の気持ちを表す。
「そうですよおばあ様。
おばあ様がいてくれなければ私は自分の気持ちを素直に出すことはできなかったんですから。」
「まあまあ、2人で私を喜ばせることばかり言ってくれるのね。
私の方こそこんなに幸せな気持ちにさせてくれて感謝したいくらいだわ。
2人の気持ちがしっかりと結びついてくれたのなら思い残すことはないわ。」
「なにおっしゃってるんですか。
おばあ様にはこれからも元気でいてもらわないと困ります。」
「そうですよ、今日も婚約式のことを話すために呼んだんでしょ?
それに、これからもっとおばあ様は忙しくなるんですから元気にしていてもらわないと。」
「あらあら、病気もできないわねそれじゃ。」
ほほほ、とおばあ様の楽しげな笑い声に私達も一緒に笑い合う。
今この時がいつまでも続けばいいのにと思うほど穏やかな時間だった。





その後私達は婚約式の最終打ち合わせをして秋定さんと私は寄り添いながらおばあ様の家を後にした。
秋定さんが運転する車の助手席に座る私は秋定さんの顔を見ながら、
「とうとう来週ね、婚約式。
でも、婚約式なんて緊張しちゃうわ。
結婚式もあるのに今からこんなに緊張しちゃって私大丈夫かしら?」
「大丈夫だ、俺が一緒にいるんだから。
桃依はいつものように俺のそばで笑っていてくれたらいい。」
「そうよね、秋定さんがそばにいてくれるものね。」
そういう私の手を信号待ちで車を停めた秋定さんは優しく握りしめてくれる。
その優しさがうれしくて私は秋定さんの指に自分の指を絡めた。
「秋定さん、愛してるわ。」
私は自分の中のある素直な言葉を口に出すと、
「こんな狭い空間でそんな可愛いことされると自分を抑えられなくなるぞ。」
秋定さんはそう言った後私の唇を奪う。
「続きは家でだな。」
唇から離れた秋定さんは車を発進させながらそう言うと、先ほどよりもスピードを上げながら家までの道のりを帰ることになる。











「ふうっんぅ」
家に帰り着くと私達はどちらからともなくお互いを求め出し、深く口づけた。
寝室まで行き着くことができないまま私達はリビングで身体を絡ませる。
「秋定さん・・・」
「俺達は自分達の気持ちを伝えあったばかりなのに俺のせいでケンカしてしまうなんて、すまない。」
「そんなこと。
ケンカなんてこれからもきっとたくさんするわ。
それでも何度だって仲直りをすればいいのよ。
だって私達はこんなに愛し合っているんだから。」
「そうだな、じゃこれからもっと桃依を愛させてくれ。」
秋定さんはそう言って私の体中にキスの雨を降らせる。
その雨は私を高ぶらせ、喘ぎ声を上げさせる。
そして、潤んでしまった私の中に指を侵入させ、今以上に私を高めさせていく。
その動きに私は身体をピクつかせてしまう。
「桃依、気持ちいいのか?
こんなに俺の指を締めつめながら濡れてきてるぞ。」
「はぁぁん、・・・・だって、気持ちいいっ」
「桃依が気持ちよくなってくれると俺もうれしいよ。
ほら、ここが気持ちいいんだろ?」
秋定さんは楽しそうな声を出しながら指を私の中で動かし、私が感じる場所を探しあてる。
でも、私は秋定さんの指だけでは足りなくなっていて、
「あき、さだ・・・さん、もうっ」
催促するような言葉が自然と出てしまう。
そんな自分の浅ましさが恥ずかしくて手で顔を覆うと、秋定さんがゆっくりと私の手を移動させ私を熱い眼差しで見つめながら、
「ああ、桃依の中でもっと感じさせてくれ。」
そう言った後、私の中に自分の物を奥深くまで侵入させた。
「あああっ」
「ほら、桃依が欲しがっていた物だよ。」
秋定さんは動きをつけながら私の中で動き回りだす。
「はぁん、あああっ・・、だめ、だめなのぉ!」
「何が駄目なんだ?こんなに俺のことを欲しがって締め付けているくせに。
ほら、桃依はどこが感じる?
まだ俺は知らないんだから教えてくれないと困るんだが。」
秋定さんは困ると口で言いながらも、楽しそうな表情のままで私を攻め立てる。
「いじわ・・・・る、しないでぇ・・」
私は秋定さんの動きが私の中の快感を高め過ぎてどうしたらいいのか分からなくなって強く秋定さんに抱きつくしかなくて、そうすることで限界を伝えていた。
「桃依、一緒にいくか?」
「ふぅんっ、一緒がいいのぉ!」
「じゃ、一緒にな。」
秋定さんはそう言いながら動きを早め、荒い息づかいになってくる。
その息づかいさえも私を感じさせる材料にしかならず、気づけば頭の中を真っ白にさせるくらいの快感を秋定さんにもたらされ私達は一緒に高みに向かっていった。











「ねぇ、もう・・・・だ、め」
あれから身体に力が入らなくて秋定さんに抱きあげられて寝室に連れていかれた。
しかも、まだ触れられれば反応してしまうくらい感じてしまっている私の身体を再び抱き始めた。
すでに何度目を終わらせたのか分からないくらい秋定さんに愛されている私は、自分の体力の限界を秋定さんに息も絶え絶えに伝える。
「そうか?まだ大丈夫そうだぞ。」
私の首筋をなでながら秋定さんは私の耳元でささやく。
「本当に、無理・・・なの」
私はこれ以上の行為を防ぐために秋定さんの腕を掴みながらそう言うと、
「とりあえず食事にしようか。
桃依もお腹が空いたんじゃないか?
出前でもとるから桃依はこのまま休んでいるといい。」
「ありがとう。」
私は安心と秋定さんの優しさがうれしくてそう言うと、
「休憩をすれば桃依の体力も回復するだろうし。」
と、何気に怖いことを言いながら秋定さんは寝室を出ていく。

あの、秋定さん?
今何か怖いことが聞こえた気がするんですけど・・・・。
もしかして、明日休まなくちゃいけなくなりそうな予感?

そう思いながらも、知ってしまった秋定さんから強く求められお互いの気持ちを伝えあう行為にきっと私は答えてしまうだろう。
そんな幸せをかみしめながら私は、出前が来るまでの間短い眠りに入った。
秋定さんからの優しいキスで起こされるまで。


+おわり♪+




「砂糖菓子のような恋」番外編です。
本当は婚約式の話がいいかと思ったんですが、頭の中に浮かんできたのはこのお話でした。
とりあえずは私の中でどうしようかと思っていた問題が解決されたのでよしとしようと思っていたりします。
そのうち他の番外編も書くと思いますので、よかったら読んでやってください。


マチ拝





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