出会いを作ろう



私は、直喜との初デートの時に、奈々枝にアドバイスもらったりして

お世話になったので、報告がてら奈々枝に久しぶりに電話をかける

事にした。

奈々枝は仕事が忙しいみたいで、遊びのお誘いしてもなかなか一緒に

出掛けることができないからお互いの近況報告を兼ねてということも

あったりする。


今日は大丈夫かな?

タイミング外したらなかなか奈々枝と連絡取れないんだよねぇ。

ま、とりあえずかけてみようかな。


私は奈々枝が電話に出てくれるのを期待して電話をかけた。





「はい、倖久しぶりだね。」


良かった、奈々枝出てくれたよ。


「久しぶり〜、忙しそうだね奈々枝。

この間も電話したけど出なかったじゃない。それにかけなおしても

くれなかったし。」

「ごめんごめん。

ついついかけなおすの忘れちゃって。」

「いいけどね、いつものことだし。」

「で、今日はどういうご用件で?」

「用件ってほどのこともないんだけど、奈々枝に何とか初デートはうまく

いったからご報告をと思いまして。

その節はお世話様でした。」

「まったくよね。

でも、初デートうまくいったみたいで良かったじゃない。

で、どこに行ったの?」

「水族館に行ってきたの。」

「へ〜、それで楽しかったわけね。」

「そうなのっ、すっごく楽しかった〜。

その後夜景が見えるレストレンで食事しちゃったりしてね。」

「ほー、で、その後は?」

「その後は直喜の家に行って、一緒にお風呂に入ることになって・・・。

いやいやっ、とりあえす直喜の家に行ったのよ。」

「ん〜、今一緒にお風呂に入ったとか聞こえたんですけど。」

「えっと〜、一緒に入ったっていうか、賭けで負けちゃって1日直喜の

言うこと聞く羽目になって・・・、もういいからこの話は!」

「倖が自分で言ったくせに、まーいいけどね。

いいなぁ倖は幸せそうで、私も幸せになりたいわ〜。

今仕事ばっかりの生活だから倖が羨ましいわよ。」

「忙しそうだもんね奈々枝。」

「そうなのよ!忙しいのよ!!

職場も女だらけだから出会いもないって話よ。」

「そうなんだ。意外とありそうな気がするのに看護師さんは。」

「ないない出会いなんて。どっかに転がってればいいんだけどね〜。」


本当にないんだなぁ看護師さんて。

奈々枝思いっきり溜め息ついちゃってるし。

よしっ!ここは倖さんが一肌脱ぐしかないかしら!!


「奈々枝、それなら私の職場の人紹介しようか?」

「倖の職場の人か・・・。いいかも。」

「そうでしょ?

じゃ、1回会ってることだし神崎君なんてどう?

今彼女いないみたいだし、直喜の親友だし、お勧めよ。」

「え?神崎さん?えっと、そうだな〜。」

「絶対お勧めだから直喜に話してセッティングしちゃうよ。

そうだよ、神崎君のことすっかり忘れてたよ。

奈々枝気になってたみたいなのに私としたことが。」

「いや、気になってたというか・・・。」

「そうと決まったらすぐ直喜に連絡して神崎君に話ししてもらうから、

楽しみに待っててね。そうと決まれば今からすぐに連絡するからね。

じゃ決まったら連絡するから奈々枝の休みと後から合わせることにするね。

じゃ、また連絡するね。」

「いやだから、倖っ・・・。」


奈々枝何か言ってたみたいだけど、よく聞こえなかったからまいっか。


私は奈々枝が何か言っていたけど、自分の考えをすぐに行動するべく

一生懸命になっていたので、まったく気にすることなく奈々枝の

電話を切って、直喜に電話をかけ始めていた。



この後、奈々枝と神崎君の恋愛話に私と直喜が巻き込まれていくのは

別の話になるんだけどね。





〈電話後の奈々枝の心情〉


どうしよ〜。

倖1人で盛り上がってるし。

神崎さん・・・、どうしよ〜本当。

気にならないかと言われれば気にはなってるんだけど、

今更会うっていうのもどうよっ!

倖には言ってないけど、神崎さんとは・・・。

はー、会いたいけど会いたくない。





番外編でございます。
とりあえず、番外編(神崎×奈々枝編)のプロローグ的な 話ということで(笑)
ずっと神埼と奈々枝の話を書きたいなぁとは思っていたので、
思い切ってこの話を書いてみました。
本編はまったく書いてないです(焦)
もう少しお待ち頂けると助かります(汗)
そういうことでそれまでは『嫌い』のメンバーは一休みです。





面白かったよとちょっとでも思ってくれたら押してもらえるとうれしいです♪
よろしかったら感想も一緒に書いてもらえるとますますうれしいです♪

Novel




検索サイトから来られた方は、 こちら からTOPへどうぞ。